第21期高野山真言宗 神奈川青年教師会  


by 18ksk

東日本大震災復興祈願法会の当日

準備を高野山真言宗神奈川青年教師会の皆で行って・・・・
いよいよ当日の3月10日。

午前9時より集合し、打ち合わせや準備。
・・・しかし、あいにくの雨。しかも物凄く寒い日になってしまいました。
なんでこんな時に・・・と、正直、思いましたけれど・・・・

けれども、その天気にもお構いなしに、全国から僧侶が続々と集まって。

北海道や、岡山からも。

実に各地から志を同じくする青年僧侶が集まってきました。

祈りを共に、と寒い中、やって来て下さる参拝の方々。

ああ、被災地に対しての想いが、形になって、行動になっているのだな・・・・
と、ひしひしと感じました。


寒い中、豚汁の御接待も。
寒い方が暖かい豚汁は美味しいものです。
ちょうど僕らが歌津の地で炊き出しをした時も、こんな寒さの日でした。
小雨が降り、津波に襲われて壁が抜けてしまった民家の一階部分をお借りして、炊き出しをしたのでした。
こんな寒い日に豚汁を召し上がって頂けたら・・・・食べる事は、生きる事・・・・というテーマが、解って頂けたのではないかと思うのです。

豚汁を召しあがった方々、にこやかになって、口々に、「美味しい!!!」と仰って下さいました。
こんなに嬉しい事はありません。

さて、13時になり、南相馬市よつば保育園、近藤能之副園長の講演が始まりました。
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先生は原発事故後、3園合同の保育園、なかよし保育園の運営に携わった方でもあり、
ご自身の保育園での仕事の他、乳幼児の居る家庭を中心に、放射性物質の除染をボランティアを募り、行っていらっしゃいます。
南相馬市で子育てをする親御さんの苦労・・・生活・・・・様々な事をお話し下さいました。
そして、一番印象に残った言葉があります。


それは、
「今、(南相馬市に)残っている人達に、『どうして残っているんですか?』と、訊かないで欲しい」

という言葉です。
さらに、

それぞれの判断で、自ら考えて、残って、懸命に生活をしている人達、それを尊重して欲しい。
悩みながら生活し、前を向いて進んで行くために、皆、考えている。


・・・・と、仰いました。
私達が、深く、心に刻んでおかなければならない言葉だと思います。

被災地に生活する人からの、生の声を聴く機会、非常に有意義な時間でした。
先生の講演内容に関しては、題名だけしか、私達も伺っては居なかったのです。
ですから、ありのままの言葉、が聞けたと思っております。
今後も私達神奈川青年教師会は、支援を続けていく所存です。

講演が終わると、祈願法会です。
祈り共にする時間、空間。

護摩祈祷を行う、その木には、来場いただいた皆様の願いを託して頂いているのです。
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高野山よりおいでの、
松長有慶管長猊下導師の元での法会です。

法会の前に、皆で集会(しゅえ)をして、法会奉行(取り仕切り役)より披露文(ふろうぶみ・プログラムと解説)が読み上げられます。
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青年僧侶がこれだけ集まっての法会。
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赤い衣が管長猊下。
そして、いざ、入堂の準備。
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そして、堂内・・・・
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皆の祈りが遍満しているのが、感じられますでしょうか。
清浄なる護摩の炎にも、皆の想いが顕れているのです。
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by 18ksk | 2012-03-16 20:14 | 被災地支援活動