第21期高野山真言宗 神奈川青年教師会  


by 18ksk

女川町 仮設住宅慰問

6月25日、26日と、宮城県雄勝郡女川町へ仮設住宅慰問へ行って参りました。

いつも、僧侶として何かをしに行く、のではなく、現地のニーズに合う事をしに行く為に、現地のニーズマッチングはリアル・アイさんという御夫婦で活動されている現地の方にお願いしての慰問となっております。


桐ケ崎(旧第三小学校仮設)仮設住宅と、新田仮設住宅の2ヶ所を、噺家・春風亭一左さんと、太神楽曲芸・翁家和助さんのお二人をお連れして、非日常的笑いの空間のお届けを目的にしています。

私達青年教師会メンバーは、裏方にまわって、小さな肉まん・あんまんを蒸かして配食して、寄席さながらの演出を、と動きまわります。

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春風亭一左さんの話は、「牛ほめ」ちょっとお間抜けな主人公が父親に命じられて、親類の新築の家をお祝いついでに褒めに行き、お小遣いを貰おうとするのだが・・・・という流れのお話。軽妙な展開が、ググっと人を引き寄せます。

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翁家和助さんの太神楽曲芸は、スリルに溢れていました・・・ほ、包丁の刃先に包丁の刃先を乗っけて、さらにその上に包丁、その上で皿が廻る・・・・!!  さらに、日常に役立つ曲芸をも披露・・・。おっと、これは役に立ちすぎるので、ここでは語れません。

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お二人はさらに、一緒になってもう一席、「茶番」を。ここでもやはり、笑いの渦を引き起こしておりました!

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・・・実はお二人とも、震災後にご自身の芸を以って被災地慰問をされた経験があるとのこと。移動前に話していても、芸に対する想いが伝わってくるお二人でした。


仮設住宅へ慰問に行きますと、様々な方とお話する機会がございます。知らないことが、沢山。

例えば、夕方5時半から開演にした仮設住宅では、海の仕事は朝が早いとのことで、朝2時に起きるから、もう眠いんだ。というお話や、はたまた、仮設に居ると、何もすることがない。舟も、仕事も無いから、畑仕事してるけれど・・・という話を伺ったり。何も話を聞きに行く、というでもなく、何気なく会話が始まっている事が多いのです。

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被災地の復興は、まだ果たされておりません。皆で関心をもつことが被災地への大きな助力となり得ます。私達神奈川青年教師会も協力出来る事をと、支援活動を続けて参ります。
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# by 18ksk | 2013-07-24 00:01 | 被災地支援活動

2013年 若竹苑訪問

 この度、当会会長柴より済世利人部部長の任を賜り、お引き受けすることとなりました保土ヶ谷安楽寺矢澤玲道と申します。浅学菲才を顧みず大役を引き受けましたが、先輩諸氏が脈々と築き上げて来られました大功を継承し、当会の更なる発展のために一意奮闘して参る所存でございます。

 さて、済世利人部は先だって5月28日に介護老人福祉施設の若竹苑に訪問をさせていただきました。若竹苑訪問は済世利人部の定例行事となっており、住居者の方々、またはデイサービスを利用されている方々と一緒に催し物を楽しむ場です。部長として臨む初めての行事ですから緊張しましたが、済世利人行をさせていただいているという謙虚な気持ちを念頭に置いて当日を迎えました。

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 催し物の内容は、曼荼羅塗り絵と弘法大師さまの生涯を描いた紙芝居です。曼荼羅塗り絵は大人の塗り絵の新しい形として近年話題になっています。

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 見本が無いこと、自由な色使いができること、どこから描き始めてもかまわないこと、などから自分だけの作品=個性を塗り絵に見出すことができます。左脳で正確に描くことを考えながら右脳で色を感じること、これが一種の瞑想状態を引き起こし脳の活性化に役立つそうです。

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 おじいさん、おばあさん方にも好評で、無心に塗り絵を楽しまれたり、時には我々青年僧と和気藹藹とする場面も多く見られ、大変好評であったと感じました。私自身も、みなさまと曼荼羅塗り絵を楽しみ、ひとつのことを一緒に行うことで得られる充足感や、笑顔は何歳になっても素敵だなと肌で感じることができました。


 もう一つの催し物の紙芝居は、弘法大師さまの生涯を描いたもので高野山高校からお借りしました。

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 高野山高校の生徒が作成したこの紙芝居は、山内行事にもたびたび登場するそうで、卒業生にとっては大変懐かしいものだそうです。

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 日頃、朝暮の例時で発声に尻込みすることは無いとはいえ、声学に疎い素人5名での上演。不安はありましたが、手を合わせて下さる方、熱心に見入って下さる方のご助力で、なんとか最後の御宝号までやりきることができました。

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 今回の訪問で、済世利人行は決して一方通行の施しであってはならない、と身をもって実感いたしました。相手がいて自分がいる。助けたつもりが助けられている。相互供養、相互礼拝。坊さんとしての生き方である。本当にそう思います。この気持ちを忘れず、ひとつひとつ目の前にあることをこなさせていただきたいと思います。

 最後になりましたが、若竹苑訪問が無魔成満できましたことは、みなさまと弘法大師さまのおかげであります。済世利人部は宗祖弘法大師の教えに則り、相互供養、相互礼拝の精神を共有する僧伽として、切磋琢磨し、ますますの寺門興隆に努めていきたいと思っております。

▼済世利人部部長 矢澤玲道▼
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# by 18ksk | 2013-07-01 01:06 | 済世

2年が経ち・・・

東日本大震災から、2年の月日が流れました。

私達、神奈川青年教師会も、支援活動を通じて、様々な事を、感じ、考え、悩み、学んだ2年でした

僧侶である前にまず人であり・・・・

個々の想いを、祈りに託して、供養の想いを祈りに託して。

様々な場所へ。

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袋から取り出して、撒いているのは、「加持土砂」というものです。

光明真言の功徳を土砂に籠め、それを撒くと、如何なる者をも救われる、という信仰によるものです。

高野山では、年中行事の中にも「土砂加持法会」として今も執り行われております。
清浄な土砂を探し、今回の為に法会をしっかりと執り行い、加持された土砂です。

如何なる者をも、救いたい。
それは人間の慈悲の想いでもあります。
光明真言と加持土砂の信仰は、その想いが、具現化されたものでもあります。

どんなに酷く苦難の状況にある者も、救われて欲しい。
その願いを形にして儀式化したものです。

人は真っ暗な所を歩くとき、不安なものです。
たとえ遠くても、光明が一筋でもあれば、そこを目指して歩いて行く事が出来ます。
それはまさに、希望の光です。

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想いを重ねて、
高野山真言宗神奈川青年教師会は、
これからも、復興の為に何かお手伝いを、と、活動を続けて参ります。
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# by 18ksk | 2013-03-31 12:17
年も明けまして、本年もどうぞよろしくお願い致します。

毎年、年が明けると恒例の行事になっている事が在るのです。
それは、

『書初め大会』

なのです。
地域作業所ダンボさんと一緒に、書初めをする。
もう、顔なじみなので、和気藹々と型に嵌らず自由に、書く!!
を、テーマにしております。

まずは、この企画の代表の一筆。

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相互供養、と、さらさら~っと、もうちょっと丁寧に書けば、書ける?かもしれないけれど、
とても大切な言葉です。

互いに、供養をし合う。
自分ばかりの事では無くて、相手の事も。
そういう心掛けが、きっと世の中を少しずつ変えて行くんです。

企画者代表の一筆がおわりますと、皆で想い想いに筆を走らせます。

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想いを文字にする。
想いをアウトプットする。
それは、想いを形にする、という事です。
とても、大切な事。
私達はそのお手伝いを、ほんの少しだけ、するだけ。
しかも楽しみながら。

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そして、ノッてくると、もう皆で絵も描いちゃう。
筆のタッチって、面白いんですよね。
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ん?坊さん、ドラえもん、なんだか違うぞ・・・・?

そして、僕らの宗派の名前までトライしてくれている人も!!
なんという感動・・・・でも、あれ?

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惜しい~!!!!と、その場のみんなで笑いが起こりました。
けれど、凄く嬉しい!!

そして、こんな真剣な想いも、もちろん。

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ダンボさんは、バザーなどでも東日本大震災の支援活動を忘れずにいらっしゃった地域作業所。
皆の心の中には、常にこういう想いが在るのでしょうね。

楽しい時間も、あっという間。
お茶を御接待頂いて、御開きとなりました。
また来年も、一緒に書きましょう!!!
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# by 18ksk | 2013-01-19 11:38 | 済世
この日は強風でしかも、寒い!!!身体を温めに食事をとる事に。
お昼は『食事処おじか』で煮カツ定食を。これ、おススメです。
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他の場所になりますが、「女川丼」なる海鮮どんぶりが食べれる『おかせい』さんも在ったりと、食事も楽しめます。
あ、この商店街のアーチなどにイルミネーションを付けたり、大きなツリーで町を盛り上げよう!!
という企画を『REAL EYE』さん達が行うそうです。
どんな風になるのか、とても楽しみです。

さて、
身体も温まり・・・桐ヶ崎、という地域を目指します。
本日の舞台はそこの仮設住宅の集会所。

まずは、会場の準備と、お土産の準備!!
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お土産は、横浜名物の崎陽軒のシウマイ。
横浜から来たので、お土産の定番のこれを皆さんに。あとは生活用品を少々。
浦宿の方々にも配布させていただきました。

さて、
準備が整いまして、いよいよオンステージ!!

まずは遠峰あこさん!!
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来場者、にこやかにノリノリ!!
宮城県民謡の『大漁唄い込み』を此処でも。
みんなで掛け声がかかる。手拍子も自然と起こる。
この一体感は凄いなあ。

そして、一龍斎貞弥さん!!
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今日の話は『赤垣源蔵 徳利の別れ』という赤穂浪士の御話。
貞弥さん、あえて、ホロリと来るものを選ばれました。
親しみやすい講談の説明から、いつのまにやらツツーーーッと、皆、物語の世界観に引き込まれていきます。
同行した女川復興サポートの『REAL EYE』さんは「忠臣蔵、これ全部聞きたいわ~・・・・」としみじみ仰っておりました。

さて、ステージが終わってから、集まった皆様とでお茶会をして、これまた楽しく過ごさせていただきました。
ところで、『女川かーちゃんだーづ』って、御存知?
ここの仮設住宅の「母ちゃん達」でグループ作って、メッセージカード作ってるんです。
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この売上で、皆の生活用品、消耗品を購入したりしているんだそうです。どれも一枚300円。
だけど、凄いクオリティ。器用な方が多いなあ・・・・。私も三枚購入。仲間もみんな思わず買ってました(笑)


仮設住宅の隅で、何やら木工をしている数名の外国人のボランティアらしき方々にも、シウマイをお土産に。
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どうも、ありがとう!!お疲れ様です!!
と、言うと、『どうもありがとう!いただきますネ!!」と、凄い流暢な日本語・・・。
ほんと、寒いのに有難いなあ。。

仮設のみなさんとお別れし、
万石浦の夕日に、大いに感動しながら帰路につくのでした。
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・・・・そして、今回、印象的な言葉がひとつ。避難所などで歌を歌う芸人さんが来ると、最後に必ずといっていいほど『ふるさと』を、歌うんだそうです。「あ、最後はふるさと歌うんだろうな」「またふるさと、か。」なんてみんな思っているそうで。今回、遠峰さんは、最後の曲は明るく東京音頭、の一部替え歌で終えました。
私達は何時の間にか東北の地に、『自分達の理想とする「ふるさと」像』を押し付けては居ないだろうか?とふと考えてみたりしました。
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# by 18ksk | 2012-11-28 16:32 | 被災地支援活動
さて、次の日は強風でした。
朝から物凄い風で、髪の毛のない私達にはとても辛い風。
雪まで舞いまして本当に寒い!!

ですが、女川の今の様子を視察して回りました。
案内は女川復興サポート『REAL EYE』のお二人。
一龍斎貞弥さんも、遠峰あこさんも御一緒です。

被災地をじっくりと見て回るということは、とても大切な事。
また、生の声に耳を傾ける事は非常に大切な事。

女川町立病院にまずは向かいます。
ここは高台で、港が一望できるのです。

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ね、一望できるでしょう?
けれど、私達が立っているこの場所も津波に呑まれたのです。
想像が、追いつかない程の現実。
そんな津波の脅威を知り、体験しながらも、海を愛する人達。
船が、戻って来ている事がそれを物語ります。
『REAL EYE』のお二人の話を、しばし伺う貞弥さんと、あこさん。


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・・・復興、というよりも片付いたな、復旧作業だな・・・という感覚でこの景色を見ていました。
この写真のように、倒れている建物を、幾つか残そうか、という事で話し合っている最中だそうです。
震災の爪痕を遺して、後の世代に知らせるか、辛い出来事を思い出すから、片づけるべきか・・・・
非常に難しい、繊細な問題です。

干潮、という事もあり港まで行けるという事で行くことに。
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慰霊碑の文字、逆さでしょう?これ、日付をご覧になって下さい。
ここに書かれた想いが、住民の海に対する、そしてこの地で暮らす人々の想いです。

海と山と空と、全てが調和して美しい。港に立つと、それがグッと近づいてくるのです。
皆で手を合わせ、読経と祈りを。


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港から、町立病院を見た景色です。
病院が高台にあるという事が解って頂けるかと思います。
病院の一階部分も津波に呑まれました。駐車場に避難した人たちは、津波に流されてしまった、と聞きます。

女川の復興計画は、土地のかさを数メートル上げる事。
それが終わらねば、住宅を建てられないということでした。
山を切り拓いて、住宅地を造る計画もあるという事でした。
ゆっくりながら一歩を踏み出しているのを感じました。

つづく。
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# by 18ksk | 2012-11-28 15:40 | 被災地支援活動
青年教師会は、被災地支援を続けて参ります! と、前回申し上げてからも、様々な事に取り組んで参っております。
支援目的の托鉢や、(横浜駅西口や、弘明寺商店街等)
南相馬市よつば保育園には、毎月一回、横浜産を中心とした給食の食材の提供。
そして、落語家さんや芸人さんをお連れしてのエンターテイメント。
現地のニーズに沿った、支援を・・・と日々頭を悩ませています。

そして今回は、宮城県牡鹿郡女川にて、講談と、アコーディオン演奏と唄!!!
で、楽しんで頂こう、という企画。

もちろん、現地の方とのつながりは不可欠。
女川で自らも被災しながらも、支援活動を御夫婦で続けられている、『REAL EYE』さんのコーディネイトによる企画です。

大きな仮設住宅ではないところ、にエンターテイメントを!
というテーマがなんとなく在ったのです。

何故か?

それは、戸数の沢山ある所には、すーごくイベントなどが集まるのです。
でも、戸数の少ない所には、来ない。
震災直後、点在する避難所への物資供給と、同じ問題が、起こっているのです。


・・・・さてさて。一つ目の舞台は浦宿二区。
津波は来なかった、という御宅が多い地区。
でも、被災であることには違いが無い地区であります。
私達、首都圏に住む者は、なんとなーく、無意識に、

『仮設住宅に住む人達が被災者』
と、思い込んでしまっていますが、そうではないのです。

・・・・さて、何はともあれ、今回の支援の中心を担うお二人は、

アコーディオン演奏&歌い手の、遠峰あこさん!!!

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遠峰さんは民謡から何からジャンルが凄い。
東京音頭に、こきりこ節に・・・・
日本各地の民謡をアコーディオンの音に乗せて、楽しく愉快に、可愛らしくも、時にワイルドに。
足首には、なんと、鈴付けてるんです。
パーカッションもやるんです。
唄&演奏&パーカッションの独り三役。
聴いているうちに、一緒にノリノリ。自然と一緒に歌っちゃう。
ちなみに御召しになっている衣装、大漁旗だそうで、漁師さんたちに伝わる歌も披露。
おばあちゃんたちも、手拍子に力が入って一緒に掛け声!!
楽しんでいただいて何より!!


そして、講談師の一龍斎貞弥さん!!

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声優もされているそうでして、声が凄く通ります。
浦宿でのお話は、『仙台の鬼夫婦』という話。
剣術指南役でありながら、稽古もしないで賭け事ばかりに夢中になっている亭主を、薙刀がめっぽう強い奥さんが諌めて、長い修行へ亭主は向かい、一人前になって帰ってくる。・・・・やがてその夫婦の事を聞き、伊達政宗公がお喜び、五百石のご褒美を頂いた。以来人々は「あれは鬼のように強い夫婦。鬼夫婦だ。」と呼ぶ様になった・・・・めでたしめでたし。

という話なのだけれど、
これがね、やはり講談は生で聴いた方が宜しいですよ。
話に没入できます。

・・・って、私達が結構楽しんでいたりもします・・・。
いつもなんですけれどね(笑)

つづく。
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# by 18ksk | 2012-11-28 15:01 | 被災地支援活動

復興祈願法会の当日2

更新がだいぶ滞ってしまいました事を、まずはお詫び致します。

さて、復興祈願法会が終わった後、
本堂の外にある、岩手、宮城、福島の名産品や支援グッズを揃えたブースは大賑わい。

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用意した名産品の殆どが売り切れ。
加工食品類が特に人気でした。

そして・・・寒い日でもありましたので、豚汁も。

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大盛況!!!食べる事は、生きる事だ!!
と、いうスローガンのもと、炊き出しをして来たメニューと同様の味。

ここ、東京は高輪の地でも味わって頂けて青年教師会も嬉しく思っております。
そして人の笑顔が、一番の元気の源になるんだなあ、と改めて思いました。



さて。

この法会の浄財、並びに支援グッズ、名産品をお買い上げ頂いた売上金は、

「全額被災地支援の為に寄付」

という約束をして参りました。
青年教師会と致しましても、会議を重ね、意見を幾度となく交換した結果、

法会の浄財と、昨年に様々な御方からお預かり致しました支援金を全て合わせて、

下記の5つの場所に寄付する事を決定致しました。


1. 一般社団法人 南相馬除染研究所

2. 石巻市OPEN JAPAN (旧名称 ボランティア支援ベース絆)

3. 牡鹿半島大原浜 古民家再生IBUKI プロジェクト

4. 一般社団法人 日本カーシェアリング協会 くるま基金

5. あしなが育英会


の、5つに寄付を決定致しました。

そして、この法会の浄財の全額であります、¥513,207-は

一般社団法人 南相馬除染研究所へ寄付される事となりました。

青年僧侶達で、会議を重ね様々な意見が飛び交いましたが、
今を生きる人達を応援する事という目的は皆同じでした。

私達がしたい事をしに行くのが支援ではなく、
苦難を乗り越えて、懸命に生きる方々を支える事が支援の姿ではないか。

その事を皆で考え、今回はふさわしいと思う除染研究所へ寄付を行う事に決定致しました。

上記の団体には、3月30日付で全て寄付が終わっております。
ご連絡が遅くなりました事をお詫びし、此処にご報告とさせて頂きます。


神奈川青年教師会は今後も被災地支援活動を続けて参ります!!
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# by 18ksk | 2012-05-30 14:50 | 被災地支援活動
準備を高野山真言宗神奈川青年教師会の皆で行って・・・・
いよいよ当日の3月10日。

午前9時より集合し、打ち合わせや準備。
・・・しかし、あいにくの雨。しかも物凄く寒い日になってしまいました。
なんでこんな時に・・・と、正直、思いましたけれど・・・・

けれども、その天気にもお構いなしに、全国から僧侶が続々と集まって。

北海道や、岡山からも。

実に各地から志を同じくする青年僧侶が集まってきました。

祈りを共に、と寒い中、やって来て下さる参拝の方々。

ああ、被災地に対しての想いが、形になって、行動になっているのだな・・・・
と、ひしひしと感じました。


寒い中、豚汁の御接待も。
寒い方が暖かい豚汁は美味しいものです。
ちょうど僕らが歌津の地で炊き出しをした時も、こんな寒さの日でした。
小雨が降り、津波に襲われて壁が抜けてしまった民家の一階部分をお借りして、炊き出しをしたのでした。
こんな寒い日に豚汁を召し上がって頂けたら・・・・食べる事は、生きる事・・・・というテーマが、解って頂けたのではないかと思うのです。

豚汁を召しあがった方々、にこやかになって、口々に、「美味しい!!!」と仰って下さいました。
こんなに嬉しい事はありません。

さて、13時になり、南相馬市よつば保育園、近藤能之副園長の講演が始まりました。
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先生は原発事故後、3園合同の保育園、なかよし保育園の運営に携わった方でもあり、
ご自身の保育園での仕事の他、乳幼児の居る家庭を中心に、放射性物質の除染をボランティアを募り、行っていらっしゃいます。
南相馬市で子育てをする親御さんの苦労・・・生活・・・・様々な事をお話し下さいました。
そして、一番印象に残った言葉があります。


それは、
「今、(南相馬市に)残っている人達に、『どうして残っているんですか?』と、訊かないで欲しい」

という言葉です。
さらに、

それぞれの判断で、自ら考えて、残って、懸命に生活をしている人達、それを尊重して欲しい。
悩みながら生活し、前を向いて進んで行くために、皆、考えている。


・・・・と、仰いました。
私達が、深く、心に刻んでおかなければならない言葉だと思います。

被災地に生活する人からの、生の声を聴く機会、非常に有意義な時間でした。
先生の講演内容に関しては、題名だけしか、私達も伺っては居なかったのです。
ですから、ありのままの言葉、が聞けたと思っております。
今後も私達神奈川青年教師会は、支援を続けていく所存です。

講演が終わると、祈願法会です。
祈り共にする時間、空間。

護摩祈祷を行う、その木には、来場いただいた皆様の願いを託して頂いているのです。
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高野山よりおいでの、
松長有慶管長猊下導師の元での法会です。

法会の前に、皆で集会(しゅえ)をして、法会奉行(取り仕切り役)より披露文(ふろうぶみ・プログラムと解説)が読み上げられます。
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青年僧侶がこれだけ集まっての法会。
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赤い衣が管長猊下。
そして、いざ、入堂の準備。
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そして、堂内・・・・
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皆の祈りが遍満しているのが、感じられますでしょうか。
清浄なる護摩の炎にも、皆の想いが顕れているのです。
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# by 18ksk | 2012-03-16 20:14 | 被災地支援活動
3月10日、東京は高輪にあります、高野山東京別院に於いて
松長有慶管長猊下を導師に迎え、復興祈願法会を執行いたしました。
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初めて被災地へ向かってから、様々な支援活動を通して、様々な事を感じて来ました。
いつも、もどかしさを憶えながら、それでも一歩を大事にしていかないと、
被災地の復興を支える事も出来ない・・・・そんな想いで一年を過ごしてきました。

私達に今、出来る事は何か。

自問自答の一年の末、この法会を行う事を決めたのです。
神奈川青年教師会会長が、昨年4月に掲げたスローガンは、これです。

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「今、青年僧がなすべきこと」

それは一体何だろうか・・・・・それ自体を探し、実行する事こそ「なすべきこと」なのかも知れません。

さて、
復興祈願法会は、私達の活動を通して、被災地の変遷を辿ってもらおうという主旨の元、パネル展示や、

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(画像は準備中のもの)

更には、仮設住宅にお住まいの方々が作成された支援グッズ、福島、宮城、岩手の名産品を販売するブースを設けました。 
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これは、「被災地へ行かなくても支援が出来る」という事を根底に置いたものです。
商品を買うことによって、経済が回る。
実はその事が一番、求められて居る事でもあるのです。

来場者の皆様と一体となって祈願を、という主旨の元、津波の塩害にさらされた、牡鹿半島大原の杉の木にて作成した「添え護摩木」に願いを託して頂き、それを護摩祈祷で修法。

更に。
現地の生の声を、東京や神奈川を初めとする首都圏の方々にも聴いて頂きたい。
そして、考えて頂きたいという願いから、
南相馬市のよつば保育園副園長「近藤能之先生」の講演も。
ラジオ、テレビなどのメディアを通さない、生の声を聴く機会は中々ないのではないでしょうか。
放射能汚染を報じるメディア。
けれども、今、生活をする現地の方々の想い、それは一体どうなっているのでしょうか?
人が在って、国がある事を考えるとき、現地の方々の想いに耳を傾け、
その上で私達が考えて行く事が一番大切な事ではないでしょうか。

以上の柱を据えて、この法会は企画され、行われました。


そして。
豚汁の御接待も用意させていただきました。
被災地で作った物と同様に作り、それを来場の皆様に食べて頂きたい!!
食べることは、生きる事。
その想いを豚汁に籠めて、作ったのです。
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やきそば、餃子スープ、豚汁に豚まんに、ステーキ弁当・・・・
炊き出しの種類も多岐に渡り、そして気が付いてみれば7,000食を遥かに凌ぐ経験を積んで来ました。
その代表として、今回は豚汁なのです。
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シェフも、もちろん「お坊さん」ですが、調理師経験のある二人が監修。
500人前を仕込からで2時間ちょっとで作るという・・・・さすがのスキル。
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さて、本番の様子は・・・後ほど。
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# by 18ksk | 2012-03-12 11:38 | 被災地支援活動