東日本大震災復興祈願法会の準備。

3月10日、東京は高輪にあります、高野山東京別院に於いて
松長有慶管長猊下を導師に迎え、復興祈願法会を執行いたしました。
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初めて被災地へ向かってから、様々な支援活動を通して、様々な事を感じて来ました。
いつも、もどかしさを憶えながら、それでも一歩を大事にしていかないと、
被災地の復興を支える事も出来ない・・・・そんな想いで一年を過ごしてきました。

私達に今、出来る事は何か。

自問自答の一年の末、この法会を行う事を決めたのです。
神奈川青年教師会会長が、昨年4月に掲げたスローガンは、これです。

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「今、青年僧がなすべきこと」

それは一体何だろうか・・・・・それ自体を探し、実行する事こそ「なすべきこと」なのかも知れません。

さて、
復興祈願法会は、私達の活動を通して、被災地の変遷を辿ってもらおうという主旨の元、パネル展示や、

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(画像は準備中のもの)

更には、仮設住宅にお住まいの方々が作成された支援グッズ、福島、宮城、岩手の名産品を販売するブースを設けました。 
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これは、「被災地へ行かなくても支援が出来る」という事を根底に置いたものです。
商品を買うことによって、経済が回る。
実はその事が一番、求められて居る事でもあるのです。

来場者の皆様と一体となって祈願を、という主旨の元、津波の塩害にさらされた、牡鹿半島大原の杉の木にて作成した「添え護摩木」に願いを託して頂き、それを護摩祈祷で修法。

更に。
現地の生の声を、東京や神奈川を初めとする首都圏の方々にも聴いて頂きたい。
そして、考えて頂きたいという願いから、
南相馬市のよつば保育園副園長「近藤能之先生」の講演も。
ラジオ、テレビなどのメディアを通さない、生の声を聴く機会は中々ないのではないでしょうか。
放射能汚染を報じるメディア。
けれども、今、生活をする現地の方々の想い、それは一体どうなっているのでしょうか?
人が在って、国がある事を考えるとき、現地の方々の想いに耳を傾け、
その上で私達が考えて行く事が一番大切な事ではないでしょうか。

以上の柱を据えて、この法会は企画され、行われました。


そして。
豚汁の御接待も用意させていただきました。
被災地で作った物と同様に作り、それを来場の皆様に食べて頂きたい!!
食べることは、生きる事。
その想いを豚汁に籠めて、作ったのです。
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やきそば、餃子スープ、豚汁に豚まんに、ステーキ弁当・・・・
炊き出しの種類も多岐に渡り、そして気が付いてみれば7,000食を遥かに凌ぐ経験を積んで来ました。
その代表として、今回は豚汁なのです。
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シェフも、もちろん「お坊さん」ですが、調理師経験のある二人が監修。
500人前を仕込からで2時間ちょっとで作るという・・・・さすがのスキル。
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さて、本番の様子は・・・後ほど。
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by 18ksk | 2012-03-12 11:38 | 被災地支援活動