第21期高野山真言宗 神奈川青年教師会  


by 18ksk

11月26~27日・女川 その2

さて、次の日は強風でした。
朝から物凄い風で、髪の毛のない私達にはとても辛い風。
雪まで舞いまして本当に寒い!!

ですが、女川の今の様子を視察して回りました。
案内は女川復興サポート『REAL EYE』のお二人。
一龍斎貞弥さんも、遠峰あこさんも御一緒です。

被災地をじっくりと見て回るということは、とても大切な事。
また、生の声に耳を傾ける事は非常に大切な事。

女川町立病院にまずは向かいます。
ここは高台で、港が一望できるのです。

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ね、一望できるでしょう?
けれど、私達が立っているこの場所も津波に呑まれたのです。
想像が、追いつかない程の現実。
そんな津波の脅威を知り、体験しながらも、海を愛する人達。
船が、戻って来ている事がそれを物語ります。
『REAL EYE』のお二人の話を、しばし伺う貞弥さんと、あこさん。


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・・・復興、というよりも片付いたな、復旧作業だな・・・という感覚でこの景色を見ていました。
この写真のように、倒れている建物を、幾つか残そうか、という事で話し合っている最中だそうです。
震災の爪痕を遺して、後の世代に知らせるか、辛い出来事を思い出すから、片づけるべきか・・・・
非常に難しい、繊細な問題です。

干潮、という事もあり港まで行けるという事で行くことに。
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慰霊碑の文字、逆さでしょう?これ、日付をご覧になって下さい。
ここに書かれた想いが、住民の海に対する、そしてこの地で暮らす人々の想いです。

海と山と空と、全てが調和して美しい。港に立つと、それがグッと近づいてくるのです。
皆で手を合わせ、読経と祈りを。


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港から、町立病院を見た景色です。
病院が高台にあるという事が解って頂けるかと思います。
病院の一階部分も津波に呑まれました。駐車場に避難した人たちは、津波に流されてしまった、と聞きます。

女川の復興計画は、土地のかさを数メートル上げる事。
それが終わらねば、住宅を建てられないということでした。
山を切り拓いて、住宅地を造る計画もあるという事でした。
ゆっくりながら一歩を踏み出しているのを感じました。

つづく。
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by 18ksk | 2012-11-28 15:40 | 被災地支援活動